6月7日に手話講座3回目が終りました。
3回目の講座は、「高齢ろうあ者について」学びました。
高齢ろうあ者の手話も学べず、教育も行き届かずに偏見や差別をうけていた時代の教育環境、社会的背景を知りました。
また、高齢になった現在、高齢ろうあ者が生きていく上でかかえている不安、入居施設がかかえている課題等について、DVD「ろう老人ホーム~手話とともに晩年を~」見て、訓練生それぞれが、自分たちが出来ることを考えさせられた時間でした。
6月9日に ピア・カウンセリングの講座を受講しました。
ピア・カウンセリングは、訓練生全員が初体験の授業でした。
「ピア・カウンセリング」は障害のある人同士が互いに話を聞きあって支えあうことですが、信濃の星の介護職員養成科では、障害を持つ講師が健常者である訓練生の話を聴いて、思いを受け取り支援しています。
講師は訓練生に「今回の訓練をうけることにしたきっかけと、今、もやもやした気持ちがあったら話してください。」ということで1人づつカウンセリングが始まりました。
訓練生それぞれが感じている不安や迷いを講師が受け取り、思いを共有し言葉で寄り添う温かい時間が流れた授業でした。
仲間のカウンセリングを聞いていた訓練生達も、お互いに共感し、それぞれの 今後の方向性が少し見えてきたようです。