日本赤十字社 長野県支部から指導員を派遣していただき3日間の赤十字救急法基礎と養成講座を受講しました。
介護職員養成科では、赤十字救急法をカリキュラムに取り入れています。
基礎講習(1日)、養成講習(2日)で各々筆記試験と実技検定があります。
訓練生全員が基礎と養成講習両方に合格し、認定証を交付されました。
認定証は7月24日の修了式にお渡しします。
≪赤十字救急法基礎講習≫ 傷病者の観察の仕方と一次救命処置救急法の基礎≫
AED(自動体外式除細動器)と人形を使って心肺蘇生の方法を学んでいます。
指導員の手をたたく音にあわせて、胸骨圧迫(1分間に100回から120回のテンポで30回)をします。
そのあと、気道確保をして人口呼吸2回します。これを繰り返します。
人形が5センチ沈むように押すことがポイントです。5センチ沈むと音がします。
救助者は救急隊が到着するまで、胸骨圧迫と人工呼吸を組み合わせた心肺蘇生、
必要に応じてAEDを使って傷病者に対応します。
≪赤十字救急法養成講習≫ 急病の手当、けがの手当て、搬送及び救護
三角巾を使って、出血したときの止血、骨折の固定、ケガをした腕を吊る等、様々な
処置を学びました。最初は不安そうだった訓練生も、徐々にコツを飲み込み、ケガの処置が上手に出来るようになりました。
担架がない時に毛布を使った搬送方法や実際に担架を使って安全に搬送する方法、
1人または2人で傷病者を搬送する方法も学びました。
≪実技検定≫
養成講習の実技検定です。
三角巾を1枚使う実技と2枚使う実技があります。
1枚は1分30秒、2枚は2分30秒で完了しないといけません。
緊張の中、全員見事に止血、骨折の処置が完了しました。