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研修

研修センター 介護職員初任者研修演習

介護職員初任者研修 演習を行いました。

9日間にわたり、介護ベッド、車いす、ポータブルトイレ等を使用して実技を行いました。
座学では介護の仕事の基礎を学びましたが、実技では福祉用具を使って、自立に向けた介護の技術を学びました。

≪ベッドメイキング≫

2人でペアになり、シーツにシワが寄らないように、ベッドの角をきちんとおりまげます。 うまく出来るように授業が始まる前や帰る前にも練習しました。

≪足浴≫

入浴が出来ないときは足浴が効果的です。
おしぼりタオルを固く絞り、手のひらに入る大きさに巻いた状態で足の裏をマッサージします。かかとから指に向けて同じ方向でマッサージします。

≪ボディメカニクスを学ぶ≫

利用者を介助するときに安定した姿勢をとり、腰や背中に負担がかからないようにします。

≪移動・移乗介助≫

・一部介助が必要な利用者の階段介助をしています。片足をヒモで縛って片麻痺の状態です。

・片麻痺の利用者をベッドからおこし、座らせて(端坐位)、車イスへ移譲させる流れを、ボディメカニクスに基づいて学んでいます。

・ジャリの道やスロープを車イスで移動します。

・ベッドから車イスへ「スライディングボード」を使って、移乗させています。

≪衣服の着脱介助≫

パジャマで着替えの介助技術を学んでいます。
片麻痺の場合は「脱健着患(だっけんちゃっかん)」が基本です。脱ぐときは健康な方から、着るときは麻痺している患側から介助します。自分で出来ることはやってもらいます。

≪排泄介助≫

片麻痺の利用者をポータブルトイレに移乗して、トイレの介助をします。
ズボン、下着をさげる動作は利用者ができるところはご本人にやってもらい、できないところを介護者は支援します。

≪実技チェック≫

演習の最終日は実技チェックがありました。
6問の課題を、順番でおこないます。「排泄介助」と「ベッドから車イスへの移乗」への課題にとりくんでいます。

そして実技講座が終わると、いよいよ職場実習です。
1人5日間の職場実習を経験します。